私立中学に比べると、入試による選別が一切行われないことから、複雑な教育問題を抱えているのは公立中学であるのではないかと考えています。
それというのも、実際に公立中学の生徒であった経験があり、様々な問題を学校だけでなく生徒側も抱えていることが肌身で感じられることが度々ありました。
それというのも、家庭での教育の格差が公立中学は大きいということがわかります。
家庭内の問題だからといって学校が関与しないというのもありますが、それは学校生活において教育問題となって表面化します。
入学試験というふるいにかけられた上で入学が認められる私立中学とは異なり、公立中学は家庭の環境も様々であることから、それが教育問題に大きな影響を与えています。
教育レベルに関しても幅が振り切れていて、自分で学習を進められる子供と、全く学習意欲のない子供が同じ環境の中で生活しています。
そのため、学力レベルにも大きな差があることは自明なことです。